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その他

2019.06.20

[第二弾]開発チームKOO P(プロデューサー)からの今後のアップデートに関するメッセージ

皆さん、こんにちは。『七つの大罪~光と闇の交戦~』のKOO Pです。

ツイッターや色んなコミュニティにて、PVPでは一部のOP(Over Power: 強すぎる)キャラしか使われないのではないかというご心配とともに、一部のキャラの強さを調整べきとのご意見を拝見しました。

開発者ノートに何について書こうかと悩んでいたところにこのご意見を拝見し、検討を行ないました。そこで、開発チームではこの内容をどのように受け止め、どのような解決策を考えているかについてお伝えしたいと思いました。

PVPの画一化がゲームの面白さを阻害することは言うまでもありませんが、だからと言ってユーザーの皆さんが大切に育ててきたキャラを安易にナーフ(強さの下方修正)させるわけにはいかないと思います。
キャラはPVPだけで使われるわけではないので、キャラの強さや特性を変更するためには、他にもいろいろな要素を考慮する必要があると思います。 
それよりは、どうすればPVPの戦略性をより強化できるかについて色々と悩みました。
その結果の一つとして、キャラの「ピックアンドバン(選択と禁止)」システムについてご紹介したいと思います。

PVP開発当初からチーム編成の際にじゃんけんやカウンターキャラの構成、PVP適正キャラなど戦略的な要素を強化し、多様な変数と可能性を考慮して様々なキャラの選択と禁止の仕組みについてテストを行いました。

現在、皆さんに披露できる段階になっている仕組みが二つありますので、詳細をご覧頂き、ぜひご感想やご意見をいただけたらと思います。

一つ目は、相手が特定のキャラを使用できなくする仕組みです。
戦闘を開始する前に相手の編成可能キャラを見ることができますが、そのうち4体のキャラを残して使用禁止にする仕組みです。
この仕組みは、倒すのが難しいと思うキャラや、相手の戦略において中核キャラになると思えるキャラ、
または闘級が高いと思えるキャラを戦闘から排除することで優位性を得る方法ですが、一方でこれを見越した相手の罠に陥ったり、使用禁止にした以外のキャラにやられるかもしれないという面もあります。

二つ目は、相手と自分が交互に出場キャラを選択し、自分が選んだキャラは相手が使えなくなるシステムです。
自分が選択したキャラは相手にとっては使用禁止キャラになる仕組みです。
相手が選んだキャラを見て常に戦略を考え、相手が次に選びそうなキャラを先に選んだり、その戦略を相殺できるキャラを選んで相手の戦略を台無しにすることが出来ます。
これは逆に相手も自分の戦略を邪魔することができるという意味で、ピックアンドバンの過程で自分の戦略を極力伏せ、必要なキャラを密かに選択することがカギになります。

PVP上位クラスのユーザーを対象に、トーナメントコンテンツが追加される予定ですが、このトーナメントに上記二つ目の仕組みであるピックアンドバンを先行して導入する予定です。

ピックアンドバン以外のシステムとして、PVPの観戦や以前の試合のリプレイ機能も追加される予定ですので、ぜひ体験していただき、ご意見やご感想をいただけたら幸いです。

なお、バイゼル喧嘩祭り(上級リーグ)で最終ランキングトップ3に入ると、アリーナに代表キャラの銅像が建てられるとともに、そのユーザーのチーム編成と装備でPVPを体験できる体験モードも実装予定です。これもまた新しい戦略についての交流の場になるものと期待しております。




現状はRとSRキャラがPVPではあまり使われていませんが、ピックアンドバンの導入に伴い、今後はR、SRキャラが再浮上することになるとみています。

多様な戦略が可能になり、これまで活用されなかったR、SRキャラに潜められたPVPでの活躍可能性が浮上するものと思います。

ここまでをまとめると、
開発チームとしてはピックアンドバンシステムによる戦略性の拡大を通して、R、SRキャラの再浮上に伴うチーム編成の多様化、トーナメントコンテンツの観戦・リプレイ機能や体験モードを通じた自然な戦略の共有により、PVP画一化の防止を超え、「戦略的に面白い戦闘」にすることができると信じております。

引き続き、闘級が低く後攻になる場合のデメリットをどのように相殺するかを含め、直ぐに実現できる現実的な方法から奇想天外な方法まで、色々と悩みながら解決策を探っております。
完璧なレベルに至るまではまだ少し時間がかかるかと思いますが、皆さんからのご声援とご期待にお応えできるよう、より一層力を尽くしてまいりたいと思います。


これからも『七つの大罪~光と闇の交戦~』をよろしくお願いいたします。